
ゲーム雑誌のアルバイトからスタートして、攻略本ライター、肉体労働、広告の世界へ。バブル世代らしい、なかなかの遠回り人生ですが、後悔はまったくありません。その回り道のおかげで「作る力」「伝える力」「現場感覚」がひとつにつながりました。
手がけてきた仕事は、Webサイト、広告、チラシ・パンフレット・カードなどの印刷物、看板デザイン——と思ったら、なぜかオリジナル梅酒の開発まで。「で、これ面白い?」。面白いと思ったら動く。それだけがずっと自分の行動の動機でした。
数年前、脳梗塞で倒れました。糖尿病、高血圧、動脈硬化——生活習慣病のフルコースでした。独立してから7年、健康診断すら受けていなかった。それどころか、健康的な生活を「格好良くないもの」とすら思っていた節があります。
左半身に麻痺が残りましたが、言葉も思考も問題なし。
退院後は「面倒くさがり屋の自分でも続けられる方法」を考えながら、健康管理をゲームのように攻略してきました。数値が改善されるたびに「レベルアップした気分」になることが、意外と楽しいんです。
今ではウォーキングは日課、20本以上吸っていたタバコもやめました。アーセナルの試合で血圧が上がる以外は、概ね健康です(笑)。
そしてAI。正直に言うと最初は「仕事を奪われた」と感じていました。文章を書くこと、企画を立てること——若い頃から続けてきたことが、AIに易々とできてしまう。ただ、でも今は違う見方をしています。
AIを使いこなすこと、AIと寄り添うことで、若い頃に諦めてしまったことがまた手の届くところに来るかもしれない。
そんな可能性に今、とてもワクワクしています。
高崎克彦
Managing Director / Planning Director
株式会社散楽
