Geminiが、私のことを知っていた。
Geminiに改めて投げた。「全ファイルを読んで、この4項目で私の取扱説明書を作ってください。わからなかったことだけ、最大5つ聞いてください」
今度の回答は、前回とまったく違った。
引用元のリンクが番号付きで並んでいた。複数のファイルを実際に読んで、根拠を示しながら書いていた。Geminiはちゃんと読んでいた。質問が変われば、答えも変わる。
確認事項が5つ返ってきた。一つだけ答えた。現在の仕事の進め方と、理想のバランスについて。それだけで、2回目の取扱説明書の精度は格段に上がった。
そしてそこには、今日Claudeとの会話で一度も出てこなかったことが書いてあった。
コピーライターとしての経歴。ある老舗企業から「白紙委任」で仕事を任された話。将来やりたい事業構想。
「知っていたのか」と思った。
153ファイルの中に、ちゃんと書いてあったのだ。私が忘れていただけで。
私の3ヶ月の苦戦日記は、自分の取扱説明書になった。

