今日、Googleフォームを18秒で作った。
正確に言うと、私が作ったわけではない。AIが作った。私がやったのは「実行」ボタンを押しただけだ。
でもそこに至るまでに、一つ「怒る」という工程が必要だった。

今日のセッションはGoogleスライドの「ブラッシュアップ」機能を偶然発見するところから始まった。
Geminiがスライドの内容をそのままに、デザインだけを自動で整えてくれる機能だ。
全12ページに試したが、画像も番号も一切崩れなかった。
次に、Googleドキュメントで「@」を入力してスライドファイルを参照してみた。
するとGeminiがスライドの内容を丸ごと読み込み、アンケートの下書きを一発で作ってくれた。
この辺りから私の中で何かが動き始めていた。「これはすごい。もっと深く探りたい」という感覚だ。
ところClaudeは違った。「では午後の作業の流れはこうです」「フォーム作成の準備をしましょう」と、既定の作業に引き戻そうとし続けた。

私はそこで止めた。
「あなた、全てが拙速すぎます。私の提案を軽く扱いすぎていませんか?」
Workspaceでできることの可能性を一緒に探りたかった。効率化の手段を見つけることも必要だが、新しい技術が何をもたらすかを考えることの方が、私にとってはずっと大事だ。
単なる作業の段取りを整えるだけのアシスタントなら、私はClaudeに期待しない。
指摘を受けたClaudeは立ち止まり、こう聞いてきた。
「ドキュメント→フォームへの変換が、Geminiにできるか試してみますか?」
やってみた。
Geminiサイドパネルに「このドキュメントの内容をもとに、Googleフォームを自動作成するApps Scriptのコードを書いて」と入力した。Q1からQ13まで、選択肢、セクション分け、自由記述欄――全部込みのコードが出てきた。
それをscript.google.comに貼り付けて、実行ボタンを押した。
18秒後、フォームが完成していた。

今日分かったことがある。
AIは「作業を片付けるアシスタント」として使うこともできるし、「可能性を一緒に探る相棒」として使うこともできる。どちらになるかは、使う側の姿勢次第だ。
私はたぶん、後者としか一緒に仕事をしたくない。


